全羅南道とデンマーク、洋上風力の産業生態系構築で協力
- 18社が参加したデンマーク使節団、洋上風力協力フォーラムに参加 -
- 30ギガワット規模の全羅南道市場に関心を示し共生発展の方案を模索 -
【洋上風力産業課長 ぺ·ヨンソク 286-2860、風力政策チーム長 ムン·グァンジェ 286-2870】

(デンマーク洋上風力使節団と面談、協力フォーラムの写真4枚添付)
風力産業の普及率や産業競争力などで世界一を誇るデンマークの洋上風力使節団が全羅南道を訪問し、全羅南道が意欲的に推進する30ギガワット規模の洋上風力産業に大きな関心を寄せ共生発展の方案について模索した。

3月７日、全羅南道は、駐韓デンマーク大使館、(社)全南風力産業協会と共に道庁のワンイン室で「全羅南道-デンマーク洋上風力協力フォーラム」を共同主催し、洋上風力発電および産業生態系構築の協力方案について論議を行った。

このフォーラムには、キム·ヨンロク全羅南道知事、サブリナ·ミアソン·マイネケ駐韓デンマーク副大使、チャン·チュンモ(社)全南風力産業協会長、アイナー·ヤンセンCIPグローバル対外協力代表をはじめとするデンマーク洋上風力使節団18社と韓国の洋上風力22社·機関など80人余りが参加した。

イベントは、洋上風力開発エンジニアリングサービス社(Windpal)、洋上風力団地認証コンサルティング社(DNV)、洋上風力発電機メンテナンス·管理社(HAWE Energy solutions)など、デンマークの洋上風力使節団企業の紹介を皮切りに、▲全羅南道における洋上風力事業の推進現況、▲デンマーク洋上風力産業の歴史と未来および示唆点、▲SK E&S洋上風力プロジェクト推進現況などのテーマ発表で進められた。

続いて、国立木浦大学のイ·サンチャン教授を座長として、ベスタスコリアのキム·ビョンユン副社長などデンマーク側の専門家5人、全南風力産業協会のキム·ジャンファン事務局長など韓国の専門家4人が「洋上風力の産業生態系構築および協力方案」をテーマに熱い討論が交わされた。

キム·ヨンロク知事は挨拶で「2020年にデンマークの洋上風力専用港湾であるエスビエル港を視察し、全羅南道の洋上風力に関する具体的な青写真を描いた」と述べ、「デンマークから得たインスピレーションと知識、経験をもとに、全羅南道では昨年着工した世界最大規模の新安8.2ギガワット洋上風力団地を含め麗水·霊光など合計30ギガワットの洋上風力事業が本格的に速度を上げている」と強調した。

また、「世界一の風力タービン企業であるベスタスのタービン工場が建設される木浦新港と海南·花源産業団地に洋上風力関連企業を集積化してバリューチェーンを構築し、教育発展特区に指定された木浦·新安を中心に洋上風力の専門人材を養成して、全羅南道を北東アジア洋上風力産業の拠点であり前哨基地とする計画」と語り、「道内の洋上風力発電会社および関連企業とデンマーク企業との協力を通じて共生することを期待している」と付け加えた。

フォーラムの後、デンマーク洋上風力使節団はベスタスのタービン工場が建設される木浦新港と洋上風力背後団地の開発を進めている海南·花源産業団地を視察し、洋上風力に関する協力および地域発展のための交流案について協議した。

昨年10月のノルウェービジネス使節団と11月のデンマークエネルギー庁およびエネルギーネット関係者に続き、今回のデンマーク洋上風力使節団の全羅南道訪問は、ヨーロッパ企業がアジア·太平洋進出の拠点であり、かつグローバル洋上風力のハブとして全羅南道に注目していることがうかがわれる。

◇ 写真説明
（デンマーク洋上風力使節団との面談）
7日午前、キム·ヨンロク全羅南道知事が道庁接見室にてサブリナ·ミアソン·マイネケ駐韓デンマーク副大使、アイナー·ヤンセンCIPグローバル対外協力代表をはじめとするデンマーク洋上風力使節団と面談を行い記念撮影を行った。

(全羅南道-デンマーク洋上風力協力フォーラム1)
7日午前、全羅南道-デンマーク洋上風力協力フォーラムが道庁のワンイン室で開催される中、キム·ヨンロク全羅南道知事が参加者たちと記念撮影をしている。

(全羅南道-デンマーク洋上風力協力フォーラム2)
7日午前、全羅南道-デンマーク洋上風力協力フォーラムが道庁のワンイン室で開催される中、キム·ヨンロク全羅南道知事がサブリナ·ミアソン·マイネケ駐韓デンマーク副大使、アイナー·ヤンセンCIPグローバル対外協力代表と歓談を交わしている。