金瑛録(キム·ヨンノク)知事、中国人観光客誘致のため現地マーケティング

- 21日、龔正(ゴーン・ジュヨン)上海市長と会談···経済発展協力方案について協議 –

- 観光説明会·中国東方航空と務安国際空港間の定期便業務協約 –

- モドゥツアーインターナショナル、全羅南道の観光商品を販売して関心を集める –

- 元祖韓流スター、神話グループのアンディ、全羅南道旅行トークショーで広報トーク –

【観光課長 조대정 286-5210、観光マーケティングチーム長 조형근 286-5240】

(中国上海の龔正市長と会談。写真3枚付)

金瑛録全羅南道知事は、中国からの訪韓観光が本格化する中、上海市との交流拡大に向けた高官級会談を行ったのに続き、観光説明会を開いて上海～務安国際空港間の定期便運航業務協約を交わすなど現地マーケティングに本格的に乗り出した。

金瑛録知事は、21日午後、上海市庁で龔正市長と会談し、中国人団体観光客の全羅南道訪問と務安-上海定期路線の就航について提案した。それにともない両地域の相互経済発展のための貿易·投資活性化や再生可能エネルギーの技術交流など多様な分野での協力方案について論議した。

続いてヒルトン上海虹橋にて、現地の旅行·航空業界およびジャーナリスト約200人あまりが参加する中で全羅南道観光説明会を開催した。これはTHAAD(サード)事態以後、約6年5ヶ月ぶりの8月、中国政府が韓国行き団体観光を全面許容したことにより素早い対応に乗り出したものだ。

観光説明会には、 金英俊(キム·ヨンジュン)駐上海韓国総領事、イ·ジュンヨン上海韓国商会(韓国人会)会長など、上海で活発に活動している名士らが大勢参加した。また、モドゥツアーインターナショナルのユ·ユバン代表、中国旅行会社協会のイ·ジュウォンMICE(マイス)委員会秘書長、上海マンゴー国際旅行会社のチュ·ダン代表、北京マイツアーのチョン·ウォンジュン代表など屈指の旅行業界関係者がこのイベントに参加した。

特に、金瑛録知事、ル·ティサン中国東方航空副社長、イ·ジョンギ韓国空港公社安全保安本部長、チョン·ヒ韓国空港公社務安国際空港長が参加する中、東方航空上海～務安国際空港定期路線就航業務協約を締結した。この協約によって東方航空は今年11月から週2回の定期路線を運航する。東方航空は上海に本社を置く中国の大型航空会社で、1988年の設立以来発展を重ねて合計578機の航空機を保有しており、現在は110カ国に1052の路線を運航している。今後、全羅南道と上海との運航で、全羅南道と中国間の観光交流に大きく貢献すると見られる。

説明会ではまた、中国インバウンド旅行のトップ企業であるモドゥツアーインターナショナルが務安国際空港に入国する3泊4日の観光商品を販売し多くの関心を集めた。中国団体観光の再開によってモドゥツアーインターナショナルが中国観光客の全羅南道商品募集のための心強いパートナーになる見通しだ。

全羅南道の名誉広報大使である神話(SHINHWA)の人気メンバーアンディの「アンディと共にする全羅南道旅行」トークショーも開かれ全羅南道観光をPRした。元祖韓流スターのアンディを見るために集まった人々で大盛況となった。

金瑛録知事は挨拶を通じて「団体観光を全面許容した中国政府の決定を心より歓迎する」と述べ、「今後、全羅南道と中国間の交流がより一層活発になり、中国の他の都市と務安国際空港をつなぐ新しい空の道が開かれることを期待する」と語った。

全羅南道は今回の説明会を皮切りに、中国団体観光客のための観光商品を運営しインセンティブ制度も拡大していく予定だ。中国系オンライン旅行会社(OTA)トリップドットコムなどを活用した観光客誘致にも積極的に乗り出していく方針だ。全羅南道地域の中国人観光客はコロナ以前の2019年には35,000人に達したが、昨年は7,000人水準に止まっている。全羅南道は今回の中国団体観光再開を機に、中国人観光客をサード事態以前の水準に戻すことに全力を傾ける計画だ。

◇ 写真説明

(中国上海の龔正市長と会談)

21日(現地時間)、中国を訪問中の金瑛録全羅南道知事が上海市庁にて龔正市長と会談し、相互発展のための貿易·投資の活性化、再生可能エネルギー技術交流など協力方案について議論している。