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無形文化遺産に登録される韓国の「オンドル」

Writer 관리자 Posted at 2018-03-27
文化財庁は16日、韓国固有の伝統暖房技術「オンドル文化」を無形文化遺産に登録されると発表した。

登録理由として「オンドル文化は、冬の厳しい寒さを乗り越えるため、韓国ならではの独特な創意性が伺える。韓国固有の建物技術や生活像が反映されている文化遺産だ」と説明した。

韓半島においてはすでに三国時代から使用の痕跡が見られた。また、紀元前3世紀から1世紀の間に建てられたオンドルの痕跡が見られたため、韓国のオンドル文化は約2千年以上の歴史を持つと考えられる。


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オンドルを備えた景福宮の緝敬堂=ゾン・ハン撮影


オンドルは、床を暖めることが特徴だ。
オンドルを備えた家の土台は全てクドゥルジャンという板石を用いた。クドゥルジャンを暖めると床全体が暖められる。暖かい空気が部屋全体を暖める特徴がある。

オンダル文化は、韓国人の生活にも影響を与えた。
暖かい床で食べたり、寝たりする。そのため、室内で靴を履かない。床暖房に慣れている韓国人は現代においても、床に暖水パイプや熱線などを使って暖房する。

文化財庁は、30日の予告期間と無形文化財委員会議の審議を経て、オンドル文化を無形文化財に登録する。